身近な地域や仕事現場から多文化を学ぶセミナーを開催

 2018年末から、外国人の新たな受入れや共生への取り組みについて国の施策が大きく動いています。 4月からは新しい在留資格「特定技能」が施行され、労働者として外国人を受け入れる試みが始まりました。 また、「外国人材の受入れと共生のための総合的対応策」が国の主導で始まりました。
 そこで、改めて浜松市でもより多くの市民に多文化共生について理解していただき、また、外国人住民との共生の地域づくりを支えている関係者の方たちの活動を応援するために、2本のセミナーを開催しました。

7月6日「何が変わる!? 外国人労働者受入れ拡大~大学教授が解説します~」

講師に静岡文化芸術大学の副学長、池上重弘教授を迎え、これまでの外国人受け入れの現状と新しい在留資格「特定技能」がどのように地域に影響をもたらすか、ということをお話しいただきました。
 また、自治会の役員の方向けの地域共生自治会会議も兼ね、佐鳴湖西岸団地の市営・県営住宅副会長である野中康司さんに自治会での取り組みも語っていただきました。
 「池上先生の話はとても分かりやすく、肌で感じていたことが数値や政策の動きなどで知ることができた」「自治会の話は、日本人も外国人も誠実に向き合うことが大切だと思った」と約170名の参加者は熱心に耳を傾けていました。

7月23日「外国人住民への 効果的な支援サービスとは 実務セミナー」

 外国人住民に関わる現場の実務者を対象として、「浜松市の外国人住民の現状と多文化共生施策・HICEの取り組み」「異文化を理解するとは~外国人の考え方」「やさしい日本語~コツを知って使えるようになろう」の3部構成で開催。 当日は、市役所等の公的サービスの窓口や、社会福祉協議会、民生委員、保護司、保育や介護サービスなどの社会福祉分野の141名が熱心に耳を傾けました。 初めての試みでしたが、「日本語教室や通訳紹介などのサービスを利用しようと思った」、「『外国人』や『〇〇人』として一括りにしてしまっていることに気づいた」、「『やさしい日本語』はワークショップ
形式で分かりやすくすぐに実践できそう」、など多くの学びがあるセミナーとなりました。

(2019/07/23)

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