外国人雇用サポートデスク事業 留学生インタラクティブ・インターンシップ

HICEと浜松経済同友会が共催し、企業8社留学生17名の参加のもと、留学生と企業が双方向に関わる初めての「インタラクティブ・インターンシップ」を、
8月から9月にかけて行いました。 企業、留学生の双方にとって意義深い体験となったプログラムを報告します。

■企業の声
 「思った以上に留学生の方が優秀で即戦力として活躍してもらえそうなことが分かりました」「留学生の積極的で前向きな取り組み姿勢に感心した」など、企業からは非常に高評価をいただきました。今回、初めてインターンシップを受
け入れ、最初はとまどい、過度の負担を懸念していた企業でも、留学生の専門知識の高さと真摯に取り組む姿勢に、社長自らが留学生の送迎を行ったり、休日にも個人的なつきあいをしたりと人間的な交流に発展したケースもありました。

■留学生の声
 留学生にとっては、「自分の専門技術を活かした提案に企業が耳を傾けてくれた」と、自分の専門が企業で実際にどのように役立つのか確認できたという声の他も、「日本語をもっと学ぼうと思った」「大学では学べないビジネスマナーや社会生活で必要なものを身につけることができた」など、日本の企業文化について学ぶよい機会となったようです。

■アドバイザーの声
 今回のプログラム成功の鍵を握っていたのは、企業と留学生の相談にのりながら双方に実りあるプログラムになるよう、調整してくださった8名のアドバイザーの存在にあると言っても過言ではありません。
 「双方向インターンシップというやり方は、特に中小企業にとっては効果が大きいと感じました。このプログラムによって会社全体の雰囲気の改革にもつながり驚きました。浜松市の外国人材受入れの底上げにつながるのではないかと思います」と、次につながる手ごたえを感じていただいたようです。

 今回は初めての試みで、具体的な就職に結びつくかどうかは少し長い目で見ていく必要があります。ただ、このプログラムは、人間的な交流が深まることにより、単なる雇用マッチングにとどまらず、企業が異文化を受け入れるマインドや体制を整え、留学生が日本で仕事や生活をするイメージを具体的に持つという面でも大きな意味がある、と全体コーディネーターの静岡大学特任教授の藤巻氏は強調しています。 これから改善を加えながら多文化共生のプログラムの一つとして育てていきたいと思います。

(2020/10/30)

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