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活動報告

HICEスタッフによるイベントレポートなどの活動報告をお届けします。
…公益財団法人 浜松国際交流協会  …浜松市多文化共生センター
…浜松市外国人学習支援センター

 

Hamamatsu United Against COVID-19 (2021/02/26)

HICEでは、コロナ感染症の予防のための対策について、外国人コミュニティや支援団体など様々な人々に参加
を呼びかけ、外国人・日本人市民が多く出演する動画を作成しました(ポルトガル語&英語)。
在浜松ブラジル総領事館を始め、外国人コミュニティ団体、ブラジル人学校、人材派遣会社、浜松医科大学など21団体が協力。
また、今回は特別に在住ブラジル人の中で一番有名なユーチューバー Prit&Lohgann「Japão Nosso de
Cada Dia」(日本での日々の生活)にもご協力 いただきました。
これまでも多くの情報提供を行ってきましたが、今回は一方的に注意喚起の情報を流すだけでなく、一人ひとりが積極的に参加することで主体的に感染予防に取り組むよう、また、楽しく参加してもらうことで特に若者に注目してもらえるように工夫をしました。
この動画作成に参加することで、改めてコロナ対策について意識を高める効果があり、さらに友人・知人と動画について話題にすることでコロナ対策について広 く注意喚起がされました。

「みんなでコロナに立ち向かう!」 今、協力の輪が広がっています。

YouTube

外国にルーツを持つ若者らによるCOVID-19
感染予防啓発動画 「STOP COVID-19!」

言語:ポルトガル語・英語・スペイン語・インドネシア語・ベトナム語・中国語・日本語

こちらから

Homepage

HICE特設サイト【新型コロナウイルス感染症
情報関連情報ページ】開設 (2020/05/14より)

言語:ポルトガル語・英語・日本語

こちら

在住ブラジル人の中で一番有名なユーチューバー Prit&Lohgann
在住ブラジル人の中で一番有名なユーチューバー Prit&Lohgann
 

2月14日(日)、オンラインで グローバルフェアを開催しました! (2021/02/14)

今回は初めてインターネット配信で開催しました。 当日のZoomを使った生配信プログラムでは、NPO法人フィピノナガイサが「ことばの教育の今と未来」と題した講座を行い、全国から大勢の方にご参加いただきました。中にはアメリカからの参加者もいました。 午後にはHICE職員3人から「浜松市の多文化事情(入門編)」として、浜松の外国人のデータや受け入れの歴史、日系ブラジル人の経験談、そして日本語を教えることについて、クイズやグループで話し合いをする時間を設けました。 こちらにはインドからのご参加もありました。
オンラインならではの良さを生かしたグローバルフェアとなりました。
そのほか、飲食店の紹介動画やサンバ、阿波踊りなどの動画コンテンツは、まだまだご視聴いただけます。
ぜひ、こちらの特設サイトからご覧ください。

日本語
英語
ポルトガル語

 

国際理解教育ファシリテーター養成講座をオンライン開催しました。(12月6日~1月24日) (2021/01/24)

毎年この講座では、国際理解に関する学びを促すファシリテーター(発言や活動を促す進行役)養成を掲げ、市民20~30人が受講しています。 HICEは市民グループ「はままつ国際理解教育ネット(以下、はま国)」とともに企画運営しています。

◆コロナ禍でのオンライン開催
毎年冬、窓は閉め、決して広くはないセミナールームに、受講者のみなさんと、はま国メンバーら30人ほどが集まり、4~5人で1つの机を囲み、まさに3密状態でワークショップ形式の講座を10年続けてきました。 この講座は「参加型」で、「双方向のやりとり」をしながら「ワークショップの手法」を学び、受講者同士の「グループワーク」が必須。 それをオンラインでどう運営すればいいのか、試行錯誤の中、好評のうちに4回を終了しました。 参加者やゲストも浜松市内のみならず関東、関西、そして海外からご参加いただき、オンライン(Zoom)ならではのメリットを生かした講座となりました。

◆講座の内容:毎回はま国メンバーがファシリテーターとなり進行しました。
〈第1回 「SDGs×多文化共生」〉
まず「浜松の名物といえばなに?(うなぎ? ぎょうざ? みかん?)」、「豚汁に何のイモを入れる?(じゃがいも?さつまいも?里芋?)」という質問から講座が始まりました。 この質問の目的は、参加者や価値観の多様性を実感し、自分と異なる意見も間違いではないと理解することです。
次のアクティビティは、「チョコレート問題」。“ 修学旅行で同じ部屋になった仲良しの友達にチョコレートをすべて食べられていました。 どう思いますか?―①気にしない②違和感があるけど友人関係に影響なし③いい気持ちではない、困る④不愉快、理解できない”。 受講者のみなさんの結果は、①②(友人の行動を受け入れる派)が27%、③④(受け入れられない派)が73%となりました。 実は同じ質問をした中国・北京市の中学校1年生は、①②(友人の行動を受け入れる派)が64%、一方、浜松市内の高校3年生は「①②が40%」となり、国によって多数派(マジョリティ)が逆転した結果となりました。 時として誰もがマイノリティになる、そして事情を知ることが大事ということで、HICEスタッフから浜松のマイノリティの例として在住外国人の特徴などをレク
チャーしました。

〈第2回 「SDGs×環境」〉
恵方巻の大量廃棄の写真や、浜松市のゴミ集積所に出されていた未開封の食品の写真から食品ロスについて考えました。 この1週間で何を捨てたか円グラフで割合を共有し、次の行動にどうつなげるかをグループワークで考えました。

〈第3回 「SDGs×フェアトレード」〉
「身近や世界で起こるフェアではないこと」をグループワークで考えた後、東ティモールとベナンの写真や映像を見る時間を設けました。「 なぜフェアトレードが広がらないのか、それを阻害するものは?」「フェアトレードの促進はフェアな社会を作るのか?」について、毎回グループのメンバーを変えて共有しました。

〈第4回 「SDGs×新型コロナ」〉
新型コロナウイルス感染症の拡大による自分の気持ちや行動について振り返ると同時に、「共感」「傾聴」しながら他者の気持ちや違いに触れました。 また、バングラデシュと中国在住のゲストに登場していただき現在の国内の状況を知りました。 最後には、新型コロナウイルスの影響でSDGsの達成に向けた進捗状況はどうなっているのかグループワークで考える時間を設けて、終了しました。

◆受講者の声(アンケートより抜粋)
●関東在住ですが、この講座をシリーズで受けると、先進的な浜松の取り組みやそれを手掛けている人について知ることもでき、面白いなあと思っています。
●国際理解教育以前に私達日本人同士でも異なる考え、文化があることを理解する大切さを感じました。
●対話や考えるアクティビティが多くて、年齢層も幅広くて、学術的な側面からの講義もあって、面白かったです。


◆はま国代表 中澤純一氏より
この10年間、対面型の講座について何の疑問も不自由も感じることなく行ってきました。 しかし、今年度は新しい生活様式に合わせた講座を行うに当たり、慣れないこともあってか、準備に多くの時間を費やしました。 いざ実施してみると参加者の方々が毎回、熱心に受講してくださり、多くの温かいお言葉を頂きました。 その様な時、ファシリテーター冥利につきると、心が満たされました。 また、浜松市に限らず、東京都や神奈川県、大阪府など全国からご参加を頂きました。 さらには、スペシャルゲストとして中央大学の森茂教授、厦門大学の鄒講師、ジェトロ・ダッカ事務所長の安藤氏から専門的なお話や現地の状況をリアルタイムで伝えて頂きました。 浜松から全国・世界とのつながりが実現できたことは、オンラインのメリットだったと改めて思います。

 

老後に備えるためのセミナー (2021/01/10)

在日ブラジル人は1990年の入管理法改正から数えて2020年で30周年を迎えました。 全国に60歳を超えるブラジル人は約1万人おり、浜松市内では約800人を超えています。
これから老後に備えるために、HICEは2019年度から浜松市の外国人コミュニティエンパワメント事業として「老後に備えるためのセミナー」を開催しています。 今年度はオンラインで2021年1月10日(日)に、日本の介護保険の仕組みや介護施設の紹介、万が一の死亡届などの内容でセミナーを開催しました。

介護保険制度などについては、在日ブラジル人の島村文男氏(社会保険労務士)が介護サービスの仕組みや介護休業などについて具体的に説明してくれました。
日本の介護施設については、医療法人社団聖パウロの会の協力を得て「デイサービスまりも」の様子を動画で紹介。 ポルトガル語の字幕入りで、サービスを利用するための手続きやデイサービスの一日の流れ、利用料などについて話してくれました。 最後にはデイサービスで働いているブラジル人スタッフによるメッセージもあり、参加者からは安心感が高まったとコメントをいただきました。
在浜松ブラジル総領事館からは死亡届の手続きや日本とブラジルの社会保障協定による年金の手続きなど説明がありました。
約50人の参加者からは「高年齢雇用継続基本給付金」や「ブラジルに住んでいる扶養の場合の年金」、「受け取る年金額」などの質問があり「これまで聞けなかった内容が取り上げられてとても有意義だったと多数の声が寄せられました。

 

言語聴覚士に聞く!「外国人の子どもたちの言語発達を考える」セミナー (2020/11/28)

11月28日(土)に言語聴覚士の鈴木美佐子さんを講師に迎え、セミナーを開催しました。 今回の目的の一つは、発達障害等の医療機関にかかる外国人の子どもに関する同行通訳ニーズが多言語になっているため、少数言語通訳者の養成研修を浜松市精神保健福祉センターの委託事業として行うことです。 もう一つの目的は、発達に困難を抱える外国人の子どもと保護者を様々な形で支援している方向けの研修です。
参加者は、少数言語通訳者は11名、支援者研修としては126名で、大盛況のうちに終わりました。

▶バイリンガルは言語発達の妨げにはならない

今回は言語発達の基礎的なことから、バイリンガル児の言語発達について、そして母語育児のすすめなど、外国で子育てをしている人であれば誰もが関心のあることがテーマでした。 その中でも、母語育児のメリットについては多くの反響がありました。
親が母語で話しかけることにより、文化的規範や家族の価値観、社会的期待、しつけを伝えることができ、文化的アイデンティティが保護され、世代を超えた強い絆を作ることができる、というお話がありました。
特に、社会でマイノリティである場合には世代を超えた強い絆は重要だということです。 親の話す母語と社会で使われている言語が異なる場合、子どもが混乱してどちらの言語もうまく使えなくなるのではないか、という心配については、もしそういうことが起こるのであれば、そもそも子どもに言語障害があるということで、バイリンガルであることが原因ではない、ということです。
したがって、親は自信をもって自分の一番得意な言語(母語)で子どもに語りかけることが大切で、無理をしてあまり得意でない第二言語で話しかけるのは弊害の方が大きいということでした。

▶弱い立場におかれる外国人母の母語育児を尊重する

しかし、実際に日本で子育てをした外国人母からの経験談として、「夫も夫の両親も外国人の自分に対して日本語で子育てをするように要求した。 自分はそれに一生懸命応えようとした。 現実的に自分の母語で子育てをするような環境ではなかった」ということが語られました。
特に、国によっても言語によっても外国人であることが日本社会の中でマイノリティである場合、さらに家庭の中で「嫁」という弱い立場にあることが重なる場合、外国人母の母語は大切にされないことに、今さらながら気づかされました。
この状況を変えるためには、外国人だけが母語の大切さを知るのではなく、日本社会全体が母語の大切さを理解し、母語で親が子どもに語りかけることをあたりまえとする社会にしていかなければなりません。 次の取り組みのテーマが見えてきた気がしました。

 

防災学習センターを見学しました! (2020/11/07)

防災学習センターを見学しました!
11月7日(土)に「災害時多言語ボランティア養成研修」の一環として、約20名の参加者が浜松市防災学習センター(中区山下町)を見学しました。 実際の地震の時の写真パネルやタブレットによるAR※で危ない箇所をチェックしたり、参加者による防災グッズの紹介もあり、この日は防災について幅広く楽しく学ぶことが出来ました。

※ARとは、私たちの目の前にある現実の世界に写真や動画、CGなどのデジタル情報を重ね合わせて表示する技術

 

第2期浜松市日本語教室が始まりました! (2020/10/30)

今年度、(公財)浜松国際交流協会(HICE)では、日本語学習支援体制の充実を図るため、浜松市外国人学習支援センター(U-ToC)以外でも、夜間や週末の日本語教室を開講しています。
第1期日本語教室は、クリエート浜松や、浜北区、南区の協働センターにて開催しました。 第2期の教室も10月から始まったばかりです。
コロナ禍で従来どおりの学習環境の提供は難しいですが、オンラインや透明な仕切りを取り入れるなど、外国人市民のみなさんに役立つ日本語が学べるような教室づくりに奮闘中です!
お問い合わせは、浜松市外国人学習支援センター(TEL.053-592-1117)まで。

 

外国人雇用サポートデスク事業 留学生インタラクティブ・インターンシップ (2020/10/30)

HICEと浜松経済同友会が共催し、企業8社留学生17名の参加のもと、留学生と企業が双方向に関わる初めての「インタラクティブ・インターンシップ」を、
8月から9月にかけて行いました。 企業、留学生の双方にとって意義深い体験となったプログラムを報告します。

■企業の声
 「思った以上に留学生の方が優秀で即戦力として活躍してもらえそうなことが分かりました」「留学生の積極的で前向きな取り組み姿勢に感心した」など、企業からは非常に高評価をいただきました。今回、初めてインターンシップを受
け入れ、最初はとまどい、過度の負担を懸念していた企業でも、留学生の専門知識の高さと真摯に取り組む姿勢に、社長自らが留学生の送迎を行ったり、休日にも個人的なつきあいをしたりと人間的な交流に発展したケースもありました。

■留学生の声
 留学生にとっては、「自分の専門技術を活かした提案に企業が耳を傾けてくれた」と、自分の専門が企業で実際にどのように役立つのか確認できたという声の他も、「日本語をもっと学ぼうと思った」「大学では学べないビジネスマナーや社会生活で必要なものを身につけることができた」など、日本の企業文化について学ぶよい機会となったようです。

■アドバイザーの声
 今回のプログラム成功の鍵を握っていたのは、企業と留学生の相談にのりながら双方に実りあるプログラムになるよう、調整してくださった8名のアドバイザーの存在にあると言っても過言ではありません。
 「双方向インターンシップというやり方は、特に中小企業にとっては効果が大きいと感じました。このプログラムによって会社全体の雰囲気の改革にもつながり驚きました。浜松市の外国人材受入れの底上げにつながるのではないかと思います」と、次につながる手ごたえを感じていただいたようです。

 今回は初めての試みで、具体的な就職に結びつくかどうかは少し長い目で見ていく必要があります。ただ、このプログラムは、人間的な交流が深まることにより、単なる雇用マッチングにとどまらず、企業が異文化を受け入れるマインドや体制を整え、留学生が日本で仕事や生活をするイメージを具体的に持つという面でも大きな意味がある、と全体コーディネーターの静岡大学特任教授の藤巻氏は強調しています。 これから改善を加えながら多文化共生のプログラムの一つとして育てていきたいと思います。

 

定住外国人の子どものための新たな就学支援教室が開設されました! (2020/09/02)

新型コロナウイルス感染症の影響等により、就学に課題を抱えている外国人の子どものために、9月2日(水)より、就学支援教室(駅南教室)が新設されました。 就学支援教室では就学に必要な日本語、教科、母語、学習の習慣付けなどを指導します。 市内には、駅南教室の他に、二つの就学支援教室(佐鳴台教室、雄踏教室)があります。 就学に不安な子どもはこれらの教室で勉強してから学校に入学することもできます。
お問い合わせは、浜松市外国人学習支援センター(TEL.053-592-1117)まで。

 

夏期集中・教職員のための多文化共生講座が始まりました! (2020/08/26)

An Intensive Summer Course on Interculturalism For Educational Staff Has Begun!
Iniciou-se o Curso de Verão sobre Interculturalismo para Profissionais da Área Educacional!

毎年恒例の多文化共生講座を、浜松市教育委員会との共催で開催し、小学校、中学校、高校、大学等から38名の先生が参加しました。 今年は2日間に分け、初日にはブラジルと日本の文化の違いについて勉強したり、シミュレーション教材を使って多文化共生について考えたりしました。
2日目は少し先ですが、外国人学校の見学と、マジョリティの特権について考えを深める予定です。 3密を避けながらの開催となりましたが、様々な活動を行い、意見交換をすることができました。

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