6月4日(水)、多文化共生センター事業の一環として「外国人材の帯同家族向け新生活オリエンテーション」を開催し、市内在住の帯同家族9名(インド5名・インドネシア3名・ベトナム1名)が参加しました。 英語で行われた今回のオリエンテーションは、来日して間もない方々が浜松で安心して新生活を始められるよう、日本と海外の生活様式の違いについて理解を深めてもらうこと、また、帯同家族が孤立しないよう友達づくりの場を提供することを目的としました。
当日は、自治会やゴミの分別、保険証・マイナンバーカード、緊急時の対応など、日常生活に欠かせないテーマについて説明しました。 また、職員や登壇者の異国での暮らしの経験を共有したことで、参加者にとって共感しやすく、日本での生活をよりリアルにイメージする助けとなりました。
後半のグループトークでは、初対面とは思えないほど和やかな雰囲気に包まれ、参加者同士や日本人ボランティアとの間で自然と会話が弾んでいました。 連絡先を交換する姿も見られ、「困った時はお互い様」という温かな繋がりの第一歩となったようです。
参加者からは「小学校のことが不安だったが、回答が得られてよかった」「小さなクリニックや総合病院の違いについての話は、目からウロコの情報だった」といった声が寄せられ、生活に対する不安が軽減された様子がうかがえました。
終了後は参加者同士でインド料理店にランチに行き、インドの家庭料理や文化について語り合う場面もあり、双方向の温かな異文化交流が生まれました。このつながりが続いていくよう、引き続きサポートをしていきたいと考えています。

