
浜松市は、南米系の日系人がたくさん集まる全国でも稀有な街です。あなたの学校や職場でも日系の方が活躍していませんか?彼らの祖先はどうして海を渡ったのでしょう?今、日本に住んでいるのはどうして?本講座では、かつて日本から海外へ渡った人々の歴史や背景に目を向けることで、現在日本で暮らす外国人の皆さんの気持ちへの理解を深めていきます。
ルーツの国である日本に戻ってきた皆さんをWelcome Back!の気持ちで迎え入れ、その文化や言語面での強みを地域の力として生かす視点があれば、浜松はもっと豊かになるはず。全3回の連続講座を通して、人とのつながりや、浜松の未来について考えます。
ブリッジビルダーとは:地域において異なる文化背景を有するコミュニティ間を取り持ち、住民間のパイプ役を担い、地域社会での相互理解を進める多様な人材。
第1回 日系人とは?歴史と現在
2026年10月17日(土)13:30-16:30
クリエート浜松 4階 多文化共生センター
「日系人とは何か」をテーマに歴史と現在を紐解く概要編。中南米をはじめ世界各地に広がる日系人の歩みや功績などを紹介します。さらに、90年代以降、日本に戻ってきた日系人の現状にも触れ理解を深めます。

長村 裕佳子 氏
ノートルダム清心女子大学 講師
日系人研究や移民の歴史・社会を専門とし、特に中南米における日本人移住の歩みや日系コミュニティの形成に関する研究を行っている。かつてブラジル・サンパウロに滞在し、現地の日系社会を実地で調査。その後、JICA緒方貞子平和開発研究所に所属し、国際協力や外国人労働者受け入れに関する研究にも携わった。現在は教育・研究活動を通じて、多文化共生への理解促進に取り組んでいる。著書に、『移動の歴史と日系ルーツ―トランスナショナルな経験からみる紐帯と文化』(2025年 不二出版)『多文化共生と民族的マイノリティ――近現代日本をめぐる「人の移動」の歴史から』(2025年 明石書店)等。
第2回 ブラジルの日系人
2026年11月7日(土)18:00-20:30
クリエート浜松 2階 クリエートホール
「ブラジル出身のタレント・シモネさんに日本とブラジルの文化や価値観の違い、来日当初のエピソードなどを率直に語っていただきます。後半のトークショーでは全国と浜松における日系ブラジル人の相違を考えます。

シモネ 氏
タレント
ブラジル、サンパウロ出身。日本での生活や異文化の中での体験を、明るく親しみやすい語り口で発信している。義理の父が日系ブラジル人であることから、日本人とブラジル人双方の価値観や文化の違いを身近に感じてきた。1990年代の来日以降、日本での生活の中で直面した苦労や気づきをもとに、多文化共生や相互理解の大切さを伝える活動にも取り組んむ。テレビやイベント出演を通じて、異なる文化をつなぐ存在として活躍中。
SPECIAL TALK EVENT 【東京シモネ&浜松シモネ】
東京で活躍するタレントのシモネさんとHICE職員のシモネさんが、同じ1990年代にブラジルから来日した時の苦労、カルチャーショック、その後の日々を語り尽くします!お聞き逃しなく!
第3回 お隣さんは日系人
2026年12月19日(土)13:30-16:30
クリエート浜松 4階 多文化共生センター
最終回は各国にルーツをもつ浜松在住の日系人の方々がゲストとして大集合!ファシリテーターを迎え、参加者同士の対話を中心に進めます。ご近所さんの背景を知ることで、新しい関係作りを模索します。

三田 景子 氏
国際理解教育ファシリテーター
袋井市出身。20代の頃、ラオスで国際協力活動に従事する。帰国後、教員など有志らとはままつ国際理解教育ネットを立ち上げ、話し合いやゲームを通じ主体的に世界の課題を学ぶワークショップ講座を学校等で多数実施している。2011年より、浜松市外国人学習支援センターの日本語ボランティア養成講座で、異文化理解・多文化共生の講師も務めている。2024年からは磐田ユネスコ協会事務局長としても活動中。親戚に日系インドネシア人がいる。
全3回を通して日系社会について体系的に学べる講座です。3回すべて参加できる方を優先受付します。3回連続でご参加いただけた方には「ブリッジビルダー受講修了証」をお渡しいたします。
※第2回(11月7日の回)のみ、会場定員に余裕があるため、この回のみ参加をご希望の方はお申込み時にお知らせください。



